人外愛流のお話<羨望3>
それからというものシュウは何度もわたしに会いに来た。
「ベルアイルさんの髪って綺麗なピンク色ですね。」
「ベルアイルさんっていつもは何してるんですか?」
「ベルアイルさん、今日はこんなことがあったんですよ。」
「ベルアイルさん!」
「ベルアイルさんベルアイルさん!」
「・・・。」
分かったことといえばシュウという奴はかなりしつこい奴だということ。
「ベルアイr「煩い黙れ。」・・・はい。」
そんなこんなで一年。
わたしはシュウに付きまとわれていた。
他の所へ行くにも行きにくく。
何だかかんだでわたしもこいつに親しみを感じ始めているわけで。
まあ・・・退屈をすることは無くなった。
それだけでもわたしとしては十分だ。
そして、また一年時は過ぎるー一。
To Be Continued...