人外愛流のお話。<羨望5>
シウとアリエはすくすくと育っていった。
それに伴い、二人はわたしと同じような能力が使えるようになっていった。
わたしの異能は、遺伝していたのだ。
わたしは二人に人前では使わないよう、きつくいいつけていた。
それでも、心配だった。
とある日のこと。
わたしは二人に新しい服を作るために材料を買いに行っていた。
「思いの外、いいものがあってよかったわ。」
どんな風に作ろうか。
きっとどんな服でも似合うのだろうな、などと考えながら帰った。
留守はシュウに任せている。
ー早く帰ろう。
わたしは帰路を急いだ。
To Be Continued...